「透析が必要だと言われたけれど、できればやりたくない」
「透析を始めたら、一生続けなければいけないの?」
「通院や針の痛みがつらくて、もう透析をやめたい」
このように感じる方は少なくありません。
透析はほかの治療に比べて、週に何度も通院すること、長い治療時間、穿刺の痛み、食事や水分の管理など、負担に感じやすい点がたくさんあります。「透析をやりたくない」と思うことは、決して身勝手なことではありません。
ただし、これから透析を始めるようすすめられている方と、すでに維持透析を受けている方とでは、透析を行わない場合の意味や体調の変化が異なります。
腎機能が大きく低下した状態で透析を行わないと、体内に水分、カリウム、酸、老廃物などがたまり、息苦しさやむくみ、吐き気、強いだるさ、意識障害、不整脈などが起こる可能性があります。
一方で透析を行わない場合であっても、医療やケアを何もしないわけではありません。
病状や年齢、合併症、本人が大切にしたいことを踏まえ、症状を和らげながら生活の質を支える【保存的腎臓療法(CKM)】を検討する場合があります。
2025年に日本腎臓学会、日本透析医学会、日本緩和医療学会が公表した資料でも、透析を行わないCKMを含め、症状緩和や残存腎機能の維持、全人的な苦痛への対応を行うことが示されています。
この記事では、透析導入前と維持透析中に分けて、「透析をやらないとどうなるのか」「どのような選択肢や支援があるのか」を解説します。
- この記事でわかること
- 結論:透析を行わないと、体内環境を保てなくなることがある
- 透析導入を勧められているが、まだ始めていない
- 維持透析中に1回または数回休む
- 維持透析を継続的に中断する
- 初めのうちは症状が目立たないこともある
- 水分がたまり、むくみや息苦しさを感じる
- 老廃物がたまり、尿毒症になる
- 体の中にカリウムがたまり、不整脈が起こることがある
- 血液が酸性に傾くことがある
- 経過の速さは一人ひとり異なる
- 何が一番つらいのかを整理する
- 血液透析以外の選択肢も確認する
- 理解・納得できなければ、もう一度説明を受ける
- 針が怖い、痛い
- 通院がつらい
- 透析後のだるさがつらい
- 家族へ迷惑をかけたくない
- 生きる意味が分からないほどつらい
- 透析を始めなければ、すぐに亡くなりますか?
- 一度透析を始めたら、絶対にやめられませんか?
- 家族が透析を拒否しています。説得したほうがよいですか?
- 透析を行わない場合も治療は受けられますか?
この記事でわかること
- 透析を始めない場合に起こること
- 維持透析を中断した場合に起こること
- 透析を一度休むことと、二度とおこなわないことの違い
- 保存的腎臓療法とは何か
- 「透析をやりたくない」ときに相談できること
- 透析を行わない場合の緩和ケア
結論:透析を行わないと、体内環境を保てなくなることがある
透析が必要なほど腎機能が低下した状態で治療を行わないと、余分な水分や老廃物、カリウム、酸などを十分に排出できなくなります。
その結果、むくみや息苦しさ、食欲がなくなる、吐き気、強いだるさ、眠気、不整脈、意識障害などが現れ、命に関わることがあります。
ただし「透析をやりたくない」という気持ちがあるからといって、すぐに治療拒否と決まるわけではありません。
なぜ「透析をやりたくない」という気持ちを抱えているのか、治療方針や方法を見直すことでその気持ちが軽くなるかを検討します。
原因は針の痛み、通院、仕事、透析後のだるさ、家族への負担…?
何をつらいと感じているかによっては、透析方法や時間帯、施設、通院支援などを見直すことで負担を減らせる場合があります。
また、病状や本人の価値観によっては、透析を行わず、症状緩和と生活の質を重視する方針を選ぶこともあります。大切なのは一人で結論を出さず、本人・家族・医療者と一緒に考えることです。
まず知っておきたい「透析をやらない」3つの状況

透析導入を勧められているが、まだ始めていない
腎機能が低下し、近い将来、血液透析や腹膜透析などが必要になると説明されている段階です。
透析は、eGFRの数値だけで一律に開始するものではありません。尿量、水分の蓄積(むくみ)、血清カリウム値、栄養状態、尿毒症症状、心臓の状態などを総合的にみて判断されます。
この段階では血液透析だけでなく、腹膜透析や腎移植、保存的腎臓療法について説明を受け、自分の生活や価値観に合う方法を考えることが重要です。
維持透析中に1回または数回休む
発熱、下痢、転倒、交通手段がない、仕事や家庭の事情などから、「次の透析を休みたい」と思うこともあるでしょう。
一度休んだだけで、全員が直ちに重篤になるとは限りません。
しかし、いつもより透析間隔が長くなることで、水分、カリウム、老廃物がさらに蓄積し、心不全や不整脈などの危険性はかなり高まります。
その結果、体調を崩して入院したり、最悪の場合亡くなってしまったりした患者さんも少なくありませんので、透析を休むことはおすすめできません。
休みたいときは自己判断で休んでしまわず、必ず透析施設へ相談してください。時間や曜日を調整して、身体への負担を最小限にできる可能性があります。遠慮せずに相談してくださいね。
維持透析を継続的に中断する
腎機能がほとんど残っていない末期腎不全の方が透析を継続的に行わなくなると、自分の腎臓だけでは体内環境を維持できなくなります。
これは「通院を一度休む」こととは異なる、生命に関わる重要な意思決定です。本人が十分な説明を理解しているか、判断能力が保たれているか、治療の負担を軽くする方法がないかなどを確認しながら、慎重に話し合います。
導入前の人が透析を始めないと体調はどうなる?
初めのうちは症状が目立たないこともある
腎機能は徐々に低下することが多く、末期腎不全に近い状態でも、自覚症状があまりない方がいます。
そのため、
「まだ元気なのに、本当に透析が必要なの?」
と思うことがあります。
しかし、症状が少なくても、血液検査ではカリウムや酸が危険な値になっていたり、心臓や肺に負担がかかっていたりする場合があります。
水分がたまり、むくみや息苦しさを感じる
腎臓が十分な尿を作り身体に溜まらないようにバランスよく排出できなくなると、摂取した塩分や水分がたまりやすくなります。
その結果、
- 足や顔がむくむ
- 短期間で体重が増える
- 動くと息切れする
- 横になると息苦しい
- 肺に水がたまる
- 心不全を起こす
などの症状が現れることがあります。
老廃物がたまり、尿毒症になる
体内の老廃物を排出できなくなると、尿毒症と呼ばれる状態になることがあります。文字通り尿に排泄される毒物が体内に溜まってしまった状態です。
主な症状は
- 食欲がない
- 吐き気や嘔吐がある
- 強いだるさ
- かゆい
- なんとなくだるい
- 頭がぼんやりする
- 眠っている時間が増える
- 意識が低下する
- けいれん
です。
症状の出方には個人差があります。
少しずつ知らないうちに尿毒症になる方もいれば、感染症や心不全などをきっかけに急に症状がひどくなる方もいます。
体の中にカリウムがたまり、不整脈が起こることがある
腎臓は体内の余分なカリウムを尿に排出し、身体の中のバランスを保っています。
透析が必要なくらい腎臓が悪くなると、血液中にカリウムがたまり手足に力が入りにくい、脈が乱れるなどの症状を自覚することがあります。
まれに不整脈を起こすこともあり、最悪の場合心臓が止まってしまう危険性があります。
血液が酸性に傾くことがある
腎臓は体内で生じた酸を尿に排出する役割も担っています。
酸がたまると代謝性アシドーシスとなり、強いだるさ、吐き気、息が速くなる、意識状態が悪くなるなどの症状が現れることがあります。
経過の速さは一人ひとり異なる
「透析を始めなければ、あとどのくらい過ごせますか」
「先生がいうほど、すぐに透析なんてやらなくてもいいんじゃない?」と思われる方もいるでしょう。
しかし腎臓病の経過は
- 残っている腎機能
- 尿量
- 水分や食事の摂取量
- 心臓や肺の状態
- カリウム値
- 感染症やがんなどの合併症
- 年齢や体力
などによって一人ひとり異なります。
インターネットやSNS・医学書にある一般的な数字だけで、ご本人の経過を予測することはできません。
導入前に「透析をやりたくない」と思ったら
何が一番つらいのかを整理する
「透析をやりたくない」という言葉の背景には、さまざまな理由があります。
- 針が怖い、痛い
- 週3回の通院が難しい
- 仕事を続けられないと思う
- 家族に迷惑をかけたくない
- 透析後の体調が心配
- 透析の仕組みがよく分からない
- 長く生きることより自宅で過ごしたい
- 認知症や他の病気があり、治療の負担が大きい
理由が分かれば、別の方法や支援が見つかることがあります。
あなたはなぜ「透析をやりたくない」と思うのですか?一度考えてみてください。
血液透析以外の選択肢も確認する
腎臓の働きを補う治療には、血液透析だけでなく腹膜透析や腎移植という方法もあります。
腹膜透析は自宅で自分で毎日おこなう治療方法です。治療のやり方や1回の治療にかかる時間、通院頻度、生活への影響は血液透析とは大きく異なります。
腎移植は血縁・婚姻関係にある方や、第三者から腎臓を提供していただき、ご自身の第三の腎臓として身体の中に入れる治療方法です。
また透析を開始するか、行わずCKMを選ぶかは、患者さんにとって大きな意思決定です。
3学会のガイダンスでも、CKMは透析を含まない一方、腎不全症状の治療、合併症管理、残存腎機能の保護、心理・社会的苦痛への支援を包括的に行うものとされています。
理解・納得できなければ、もう一度説明を受ける
一度の説明だけで、これから一生涯おこなっていくことになる”腎臓の代わりの治療方法”を理解・納得できないのは自然なことです。
疑問が残る場合は
- なぜ今、透析が必要なのか
- 始めなかった場合に何が起こるのか
- 血液透析以外の選択肢はあるか
- 一定期間だけ試して再評価できるか
- 通院や仕事への支援はあるか
を医師や看護師に聞いてみましょう。
必要に応じてもっと詳しく腎臓病や腎臓病の治療について聞ける腎代替療法選択外来や、別の腎臓専門医へ相談する方法もあります。
保存的腎臓療法とは?
保存的腎臓療法(CKM)とは透析や腎移植を行わず、腎不全に伴う症状を和らげ本人が大切にしたい生活を支える治療方針です。
具体的には
- むくみや息苦しさへの対応
- 吐き気、かゆみ、痛み、不安の緩和
- 貧血や血圧などの管理
- 残っている腎機能を守る治療
- 食事や薬の調整
- 在宅療養や介護サービスの調整
- 家族への支援
- 人生の最終段階に向けた準備
などを行います。
CKMは「何もしない」「見捨てる」という意味ではありません。病気を治すことだけでなく、苦痛を減らしその人らしい時間を過ごせるよう支える医療です。2025年の3学会ガイダンスは、腎不全への緩和ケアを透析の有無にかかわらず提供されるべきものと位置づけています。
ただし、CKMは安易に選ぶものではありません。その理由は、CKMは透析をしない・避けるための選択肢ではないからです。
透析を選択しなければならない方がCKMを選んだ場合、遅かれ早かれその先には死が待っています。そして、誰もが苦しまず穏やかに最期を迎えられるわけではないことに注意が必要です。
CKMを選択するかどうかは、透析によって期待できる効果と負担・年齢・重い合併症・認知機能・生活環境・本人の希望などを総合して、慎重に検討していきます。
維持透析中の人が透析をやめるとどうなる?
維持透析は腎臓が十分に行えなくなった水分や老廃物の除去、電解質や酸・アルカリの調整を代わりに行っています。
透析を中断すると再び体内に水分や老廃物が蓄積し
- むくみ
- 息苦しさ
- 吐き気・嘔吐
- 食欲低下
- 強いだるさ
- かゆみ
- 不整脈
- 眠気
- 意識の低下
などの症状が現れる可能性があり、最悪の場合命を落とす危険性があります。
透析中断後、誰もが同じような経過をたどるわけではありません。残っている腎臓の機能、尿量、食事や水分、合併症などによって異なるため、「必ず何日で具合が悪くなる」と断定することはできないのです。
とくに尿がほとんど出ない方、心臓病がある方、透析間の体重増加が多い方などでは、水分やカリウムの蓄積によって、体調が急速に悪化することがあります。
最後に透析をしてから時間が経つにつれて、食事や会話が難しくなり、眠っている時間が増えることがあります。
息苦しさ、痛み、吐き気、不安、せん妄などが生じる場合には、薬や酸素、環境調整などを用いた緩和ケアを行います。
「今日の透析だけ休みたい」ときは?
発熱・下痢・転倒、交通事情、精神的なつらさなどから「今日の透析だけ休みたい」と考えることもあるでしょう。
その場合は、ご自身の判断で休むのではなく、まずかかりつけの透析施設へ連絡してください。
透析施設では
- 透析時間を変更できるか
- 別の日や別の時間帯に受けられるか
- 救急受診が必要か
- 水分量や体重、検査結果から緊急性があるか
を判断します。
食事や水分を控えても、カリウム、酸、老廃物の蓄積を完全に防ぐことはできません。「あまり食べていないから大丈夫」と自分で判断しないことが大切です。
「透析をやりたくない」理由別にできること
さきほど「透析をやりたくない理由」を考えてみてくださいと書きました。少し考えてみていただけたでしょうか?
実は透析をやりたくない理由別に、その気持ちを軽減したり対処する方法があります。順に解説します。
針が怖い、痛い
針を刺すのは誰でも怖いですし、痛い思いはしたくないですよね。
- 透析の穿刺痛を軽減できる麻酔テープや麻酔クリームを使用する
- 針の種類を変える
- 穿刺部位を変える
- 穿刺方法を工夫する などができる場合があります。
針の怖さや痛みを我慢せず、「いつ、どのように痛いのか」をスタッフへ伝えてください。
通院がつらい
透析施設への通院が大変で、透析をやりたくないと感じることもあるでしょう。
通院のどのような点が、つらいですか?
自宅から遠い、通いにくい、そもそも体調が悪くて一人で通うのは大変など、その理由はさまざまです。
- 透析施設の送迎サービスを利用する
- 介護タクシーを使う
- 通院する曜日や時間帯を変更する
- 通いやすい近隣施設へ転院する
- 自宅でできる腹膜透析などを検討する などができる場合があります。かかりつけ透析施設のスタッフに相談してみてください
透析後のだるさがつらい
透析後はだるくて横になっているばかり・・・こんなにだるいなら、透析をやりたくないと思う方もいらっしゃるでしょう。
透析後のだるさは除水量、ドライウェイト、血圧管理、貧血、栄養状態、透析条件などを見直すことで、症状が改善する場合があります。かかりつけ透析施設のスタッフと一緒に、症状を和らげる方法がないか考えてみましょう。
家族へ迷惑をかけたくない
誰だって家族に迷惑をかけたくないもの。透析を始めたことで、日常生活や送迎などで家族に迷惑をかけるなら、透析をやりたくないと考えてしまう方は少なくありません。
送迎や介護を家族だけで背負わなくてもよいように、医療ソーシャルワーカーやケアマネジャーへ相談できます。少しでもご家族の負担が軽減できる方法がないか、かかりつけ透析施設のスタッフと一緒に考えていきましょう。
生きる意味が分からないほどつらい
「透析をやりたくない」という気持ちの陰には、強い抑うつや不安・孤立感などが影響している場合があります。
「透析をやりたくない」という心の叫びを否定せず、医師、看護師、心理職、緩和ケアチームなどと一緒に、身体と心の両面から対処することが重要です。
すぐに透析施設や救急へ相談したい症状
もし次のような症状がある場合は、これ以上記事を読み続けてはいけません。なぜならこれらの症状は、あなたの命を脅かす危険性があるからです。
すみやかに、かかりつけ透析施設や救急医療機関へ相談しましょう。
- 息苦しい
- 横になると呼吸が苦しい
- 胸の痛みや強い動悸がある
- 急に体重が増えた
- 意識がぼんやりする
- 起きていられないほど眠い
- 手足に力が入りにくい
- 繰り返し吐いている
- けいれんがある
- 透析を休んだ後に体調が悪化した
よくある質問
透析を始めなければ、すぐに亡くなりますか?
すぐに重篤になる方もいれば、しばらくのあいだ今までと変わらずに生活できる方もいます。しかし、その期間は残っている腎機能や尿量、症状、合併症によって異なります。
透析が必要と判断された状態を治療せずにいると、心不全、高カリウム血症、尿毒症など、生命に関わる状態になる可能性があることを知っておきましょう。
一度透析を始めたら、絶対にやめられませんか?
急性腎障害で一時的に透析を受けている場合は、腎機能が回復して透析を離脱できることがあります。
しかし、慢性腎不全による維持透析の場合は、一般的には透析をやめることは難しいです。ただし人生の最終段階や、透析による負担が利益を上回ると考えられる場合には、本人の意思や病状を踏まえて透析の見合わせを検討することがあります。
家族が透析を拒否しています。説得したほうがよいですか?
最初から説得するよりも、何を怖いと感じ、何を負担に思っているのか、なぜ透析を拒否しているのかを聞くことが大切です。
そのうえで、医師や看護師と一緒に、透析を行う場合と行わない場合、別の治療方法、負担を減らす支援について整理し対処することがよいでしょう。
透析を行わない場合も治療は受けられますか?
受けられます。
透析を見合わせるCKMを選択しても何も治療しないというわけではありません。
透析をしないことで生じるむくみ、息苦しさ、吐き気、かゆみ、痛み、不安などへの対処は随時おこない、最期のそのときまで本人と家族を支えます。透析を行わないことは、すべての医療を受けないことではないのです。
🌿 看護師からひとこと

「透析をやりたくない」と話す方の中には、透析そのものを拒否したいのではなく、針の痛み、通院の負担、透析後のつらさ、家族への申し訳なさなどさまざまな思いを抱えている方が少なくありません。
まずは何が一番つらいのか、どうして透析をやりたくないと考えるのか、ご自身の気持ちや考えをそのまま医療スタッフへ伝えてください。
理由によっては、時間帯や施設、穿刺方法、透析条件、通院支援などを見直すことで、負担を軽くできる場合があります。
一方で、病状や人生で大切にしたいことを踏まえ、透析を行わず、苦痛を和らげながら過ごす方針を選ぶ場合もあります。
どのような選択であっても、患者さんやご家族だけで答えを出す必要はありません。迷っていること自体を、医療者へ相談してよいのです。
🌸 今日からできること
次の受診までに、「透析の何が一番不安なのか」を一つ書き出してみましょう。
- 針の痛み
- 治療時間
- 通院
- 仕事
- 透析後の体調
- 家族への負担
- 将来への不安
- 透析を受ける意味が分からない
不安の中身が見えると、医療者へ具体的に相談しやすくなります。
まとめ
- 透析導入前に始めない場合と、維持透析を中断する場合では意味やその後の経過が異なる
- 腎機能が大きく低下した状態で透析を行わないと、水分、カリウム、酸、老廃物が身体の中に溜まる
- むくみ、呼吸困難、吐き気、強い倦怠感、不整脈、意識障害などが起こる可能性がある
- 「透析をやりたくない」理由によっては、治療方法や支援の調整で負担を軽減できる場合がある
- CKMは、透析を行わず、症状緩和と生活の質を重視する治療方針である
- 透析を行わない場合も、緩和ケアや在宅支援を受けられる
- 透析の開始や見合わせは、一人で決めず、本人・家族・医療チームで話し合うことが大切


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